にきびとは?その実態について
「ひとりの時も、美しく愛らしく眠る。
たとえギャラリーがいなくてもね。
そういう心が、彼といる時に役立つのよ」私は思うのだけれど、どういうものを着て眠るかということは、女の人の別の個性が現れて面白い。
たとえば、キャリアウーマン風のスーツに身をつつみ、髪もきりつとしたショートカットの女性が、お寝巻は意外にもロマンティックでラブリーなものが好きだったりする(「キッド・ブルー」ファンの私も、このタイプかもしれない)。
ボーイッシュでさっぱりしたタイプの女性が、ものすごくセクシーな寝巻を着て寝るという事実もある。
ブランド好きのものすごくおしゃれな人が、そこいらで買った9180円パジャマを、くたくたになるまで着ている、ということもある。
寝巻というのは、どういう人生をおくりたいか、どういう恋人が欲しいか、という隠された願望を表現しているのではあるまいか。
実はこの私、アメリカ映画に出てくるネグリジェに憧れたことがある。
夫婦のプライベートをうんと大切にするかの国では、奥さんも寝室でうんとおしゃれをする。
くたびれたパジャマを着て、髪にカーラーを巻くなんてことは中流だとまずない。
その代わりアメリカ女性というのは、昼間カーラーを巻く。
帰ってきた夫に、綺麗な髪を見せたいからだ。
このあたり、アメリカと日本は正反対といっていい。
眠る時はシルクのスリップドレス。
もちろん裾まであるやつ。
それにお揃いのガウンをぶわっと羽織る。
私はあれに憧れ、ニューヨークで何枚か買ったことがあった。
が、いいことなんか何もなかった。
シルクだから家で洗濯出来ず、クリーニング代がバカにならない。
ロングのお寝巻は、寝ているうちにまくれあがって、ウエストのあたりがごろごろしてしまう。
アメリカの女の人は、あんなものを毎晩着て疲れないんだろうか。
私はやっぱり、木綿のかわゆいお寝巻が好き。
代官山で買ったものは、白いレースのネグリジェである。
私はこれを持ってバスルームに入り、浴槽の中にアロマテラピーのエッセンシャルオイルをたっぷり入れた。
頭をぐったり縁にあずけて、深呼吸をする。
お風呂上がりは、新製品の脂肪をとるというローションをたっぷりと塗る。
そして最近よく読んでいるワインの本を持って録ヘッドに。
私のベッドは、枕元と足元に猫の場所がある。